合格おめでとう、そして訪れた意外な決断
先日、プライベートレッスンを担当していたある高校生の生徒さんが、将来の夢に直結する大切な試験に見事合格されました。(大学入試とは異なる、ご自身のキャリアに向けた非常に重要で難関な試験です。)
ご両親の温かいサポートのもと、試験当日に向けて共に走り抜け、無事に合格の報せを受けたときは、私も胸が一杯になりました。
目標を達成し、一つの区切りを迎えたことで、本来であればここで授業も修了となるはずでした。しかし、その生徒さんから返ってきたのは、思いがけない言葉でした。
「合格しても、この授業をやめたくないです。これからも通い続けたいです」
高校生が「自分で学費を払う」ということ
大切な目標を達成したあとも、英語の探求を続けたいという強い想い。 しかし、試験が終わった後の授業料までご両親に頼るわけにはいかないと、その生徒さんは自分で大きな決断をしました。
「自分でアルバイトをして、授業料を払って通います」
高校生活の傍ら、アルバイトができるのは限られた期間や長期休み中だけです。学業や部活動との両立、限られた時間の中で資金をやりくりすることが、どれほど大変なことか想像にかたくありません。
それでも生徒さんは諦めず、実際に自分で汗を流して得たアルバイト代で授業料を納め、何ヶ月もの間、毎週の授業に通い続けてくれました。
指導者として、これ以上の喜びはない
教壇に立つ者として、自分の教えている授業に対して、生徒がここまで本気で価値を感じてくれたこと。そして「自分の力で学費を払ってでも学びたい」と思ってもらえたこと。
それは指導者冥利に尽きる瞬間であり、言葉では言い表せないほど深く、温かい感動でした。
「誰かに言われたから勉強する」「テストのためだけに暗記する」のではなく、自発的に学びを楽しむ姿勢。その生徒さんが見せてくれた情熱と行動力は、私にとっても大きな学びであり、生涯忘れることのない宝物です。
これからも、そんな情熱に応えられる「本物の学び」を提供し続けていきたいと思います。


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